「赤川地区資源保全隊生き物調査」

八戸市赤川地区では、赤川地区資源保全隊が多面的機能支払交付金を活用し、農地や地域資源保全活動をしています。

毎年この時期には、その活動の一環として、地元小学生に地域に生息している生き物について学んでもらおうと、水路の生き物調査をしています。

当日は地区内の親水公園に集合し、小学生がタモ網を使って水路の生き物を捕獲しました。

イメージ 1













【最初に赤川地区資源保全隊の方から、挨拶と作業の説明】

水路は地区内の水田からの排水路を兼ねており、川へと繋がっています。

イメージ 2













  【生き物の捕獲場所(水路)へ移動】

イメージ 3













【地元の方から「生き物が隠れている場所」のアドバイスをもらって
捕獲作業を行います】

11人に配られた「田んぼの生き物調査下敷き」を活用して、生き物の種類を調べました。
当日はフナ・ウキゴリ・ドジョウなどの小魚のほか、コオイムシミズカマキリなどの水生昆虫、タニシも確認できました。

イメージ 4













【捕獲作業の後は、捕まえた生き物をアクリル水槽で観察します】

また、当日は近隣の老人福祉施設の方も見学に訪れ、捕獲した生き物を見て「昔は水路に沢山いた」などと歓談されていました。

イメージ 5













      【近隣の方と歓談中】

生き物を捕獲する際、水路の泥に足を取られて転倒してしまった生徒さんもいましたが、終始笑顔で楽しそうでした。

赤川地区資源保全隊の方からは、川には子供だけでは絶対近づかないこと、こうした川の生物がこれからもずっとこの地区で生きていけるよう水を大切にしてほしい、とお話がありました。

生徒の皆さん、関係各所の方々、ありがとうございました。

環境公共学会のHPはこちら