「青葉湖新緑ウォーク」

平成28年5月22日(日)、「世増(よまさり)ダム」周辺で、「青葉湖新緑ウォーク」が開催されました。
このウォーキングイベントは、毎年この時期に開催されているもので、青葉湖周辺の新緑を楽しみながら、ウォーキングを楽しむことが出来ます。

葉湖は、世増ダムによって造られたダム湖の愛称です。
青葉湖の湖底には、平重盛父・清盛から逃れてきたという伝説の集落があり、青葉湖の名は重盛がこの地に持参したと伝えられる「青葉の笛」に由来しています。

青葉湖新緑ウォークは、「三橋コース:15km」、「山の楽校コース:8km」、「朝もやコース:13km」の3コースがあり、体力などに合わせてコースが選択できます。
今回は「山の楽校コース」、「朝もやコース」に参加しました。

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【コースごとに「山の楽校(左写真)」、「南郷朝もやの館(右写真)からスタート】


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              【新緑を眺めながら青葉湖へ】


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     【青葉湖の中央部に架かる新世増橋(高さ55m)を渡ります】


湖底には、昔あった世増・畑内・水吉の3つの集落が沈んでいます。

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                【世増ダム堤体へ】

世増ダムは洪水調節機能を持つほか、ダムの水は水道用水や農業用水として利用されています。ダムに隣接する管理所では、ダムのことをより知ってもらうため国土交通省が製作・配布している「ダムカード」を配布しています。世増ダムのダムカード詳細は下記URLへ。
(外部サイト・青森県三八地域県民局地域整備部HP)


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          【青葉湖の左岸にある休憩展望所で一休み】

車場・トイレもあり、ドライブの際の休憩所としても便利です。

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【コース途中では、青森県にある最古の水力発電所であり、現在は保存公園となっている「旧島守発電所」、「下流新井田川に架かる「虚空蔵(こくぞう)吊橋などを見学】

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     【季節の野草が多数鼻を咲かせていたほか・・・】

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【世増ダムではツバメが巣を作るなど、自然も大変にぎやかなウォーキングコースでした】

今年は2つのコースを合わせて約90人が参加し、初夏の陽気の中、参加者は心地よい汗を流しました。青葉湖新緑ウォークは来年も開催される予定です。

このほかにも、「南郷朝もやの館」では自然景観を楽しみ、地域に生息する動植物・昆虫や歴史・史跡の説明を聞いたり、石仏・石塔などの文化遺産を巡ったりしながら島守盆地をゆっくり歩く「島守カントリー・ウォーク(仮称)」が今年度開催される予定です。

また、「山の楽校」では里山文化の体験・学習や「ひまわりウィーク」など、各種イベントが予定されております。興味を持たれた方は是非ご参加ください。

◇山の楽校HP
◇南郷朝もやの館HP
 

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