ふるさと“水のみち”探検隊

 水土里ネットはちのへでは、7月12日、階上町立石鉢小学校の5年生39人を対象に、農業用水と水源林の関わりや、ダムなどの農業用水利施設の役割を勉強する野外学習会「ふるさと“水のみち”探検隊」を開催しました。
 
 当日は雨天のため、校舎内で出発式を行いました。
 出発式では、八戸平原地区の「水のみち」について説明を受けた後、記念撮影をしました。
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 今回の「水のみち」のスタート地点は、水の流れの末端部分に当たる、農業用パイプラインの給水栓です。
 水土里ネットはちのへの職員の説明の後、実際に給水栓から水を出してみました。
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 西山吐水槽では、巻の下揚水機場から送水された農業用水を貯水する役割について学習した後、吐水槽の壁面に使われている大きなパネルの枚数をみんなで走りながら数えました。(36枚のパネルが使われていました。)
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 巻の下揚水機場では、ポンプの仕組みや役割について勉強しました。
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 また、巻の下頭首工では、取水施設や、頭首工に設置されている魚道を間近で見学しました。
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 頭首工見学の後は、広場で記念植樹です。
 豊かな水源林づくりに少しでも貢献できればうれしいですね。
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 記念植樹の後は、小雨の中、本日2回目の記念撮影をしました。
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 水のみち探検隊の最終地点、世増ダムでは、まず、農業用水と水源林の関係について学習しました。
 森が「緑のダム」と呼ばれる理由がわかったかな?
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 続いては、普段、人が入ることが出来ないダム内部の監査廊を探検しました。
 監査廊の中は、1年をとおして気温が10度前後で安定しており、とてもひんやりしていました。
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 世増ダムに近接して造られた「青葉湖展望交流施設“山の楽校”」では、昼食後、クイズ大会を行い、楽しい時間を過ごしました。
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 山の楽校では、クイズ大会の他に歩測測量大会も行いました。
 自分の歩幅を計った後、テープで目印をつけた区間の延長を「歩幅×歩数」で計算します。
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 7チームで競った結果、実測と1.16メートル差の答えを出したチームが優勝しました。
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 旅の最後に、ブルーベリー栽培農家を訪問し、農家の方からブルーベリーについてのお話を聞かせてもらったあと、ブルーベリー狩りを楽しみ、その場でおいしく頂きました。
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 石鉢小学校5年生のみなさんは、今回の「ふるさと“水のみち”探検隊」を通じて、農業用水と水源林の関わり、ダムなどの農業用水利施設の役割について理解してもらえたでしょうか?
 今日勉強した内容を、大人になっても忘れずにいて欲しいと思います。
 参加した石鉢小学校のみなさん、スタッフのみなさん、本当にお疲れさまでした。
 
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