十和田湖・奥入瀬川水系子ども環境サミット2012

 平成24年2月17日、十和田市十和田湖公民館で「十和田湖奥入瀬川水系子ども環境サミット」が開催されましたので、その様子を紹介します。
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 このサミットは水土里ネット奥瀬堰が主催し、子どもたちが十和田湖奥入瀬川に関する調査・研究の成果を発表するもので、今年で6回目になります。
 今回参加したのは、十和田湖小学校5・6年生、法奥小学校4年生、沢田小学校5年生、藤坂小学校4年生の児童と、十和田西高校観光科3年生の生徒です。
 子どもたちは、この1年間に、農業用施設の見学で学んだことや、授業で地域の自然環境について研究したことなどについて、力一杯元気よく発表しました。
 
 十和田湖小学校の子どもたちは、青森県秋田県の県境を流れる神田川における、水質浄化の取組と生き物調査の成果を発表しました。
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 法奥小学校の子どもたちは、農業用施設の見学会で学んだことや、十和田湖に伝わる新・十和田湖伝説について版画を使った演劇により発表しました。
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 沢田小学校の子どもたちは、十和田湖での学習会の様子や、紫キャベツを使ったpH調査の結果について発表しました。
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 藤坂小学校の子どもたちは、奥入瀬川の施設見学会で学んだことや、奥入瀬川を守るための取組について、クイズ形式で発表しました。
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 十和田西高校観光科の生徒たちは、奥入瀬渓流のガイド実習や、十和田湖で冬に開催されるイベント、「十和田湖冬物語」での取組を発表しました。
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 子どもたちの研究発表の後には、奥入瀬川の清掃活動を行う市民ボランティア団体、奥入瀬川クリーン対策協議会の畑山会長が、子どもたちに、これまでの協議会の活動を紹介してくれました。
 
 サミットの最後には、研究成果を発表した各校の代表者が「十和田湖奥入瀬川の大切さやふるさとのすばらしさを、これからも継続して学び、青森県の山、川、海をつなぐ水の流れを守り続けられるよう協力して行動することを誓います。」とサミット宣言を読み上げ、締めくくりました。
 
 
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