青森県では、「環境公共」により、水の循環に関する優れた取組を行っている地区を「環境公共とっておき水循環区」として、県内で18地区を認定しています。
ため池東側の浅瀬には、芦等が生える湿地帯があり、野鳥や水鳥が飛来し、夏には湖面に蓮華の花が咲く等、やさしい環境と美しい景観に恵まれ、地域住民や、国重要文化財に指定されている石神遺跡を訪れる人達に安らぎを与えています。
しかし、この豊かな自然も、近年、湖水の水質が悪化し、メダカ等の小魚が少なくなっています。
平成23年8月5日、現地踏査と勉強会を実施しました。
当日は、天気が良く、大変暑い日でした。
キン堤ため池の蓮華の花です。最近は、花の数が少ないそうですが、昔は、ため池一面が花で覆われたそうです。
また、ため池周辺の排水路には、貝類が生息しています。
勉強会には、地域からたくさんの人が集まりました。
奈良岡さんのお話は、大変参考となるものでした。狄ケ館ため池周辺には、色々な生物が生息しており、その写真がスクリーンに映し出されました。参加者は、ため池の豊かな自然に驚いていた様子でした。
平成23年9月17日には、ワークショップを開催しました。
今後の活動の方向性を決める大事なワークショップです。夕方でも多くの人が集まり、活発な意見交換が行われました。
平成23年11月4日には、ため池の維持管理作業と草刈りが行われました。
平成23年11月17日には、維持管理作業と雑木の刈り払いを行いました。
寒い日にもかかわらず、作業を行いました。刈り払いした雑木は結構な量となりました。
平成23年12月20日には、活動報告会を実施しました。
今年度は、キン堤ため池で、ホタルが飛び交いメダカが棲み、地域住民の憩いの場となるような活動を行った1年目でした。
自治会では、今年度の活動内容を踏まえ、来年度の活動計画を検討することとしています。
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