追良瀬川の銀アユ

 青森県日本海側に位置する追良瀬川は、世界自然遺産白神山地」を水源とする、全長約34kmの自然豊かな川です。
 追良瀬川流域にはほとんど人家がないため、白神山地のブナの原生林から流れ出した水は、綺麗なまま、海までたどり着きます。
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 地元の追良瀬内水面漁業協同組合は、アユ、ヤマメ、イワナ、ウグイのほか、サクラマスの漁獲量を増やすために放流事業を続けてきました。
 また、魚の生息環境を保全するため、2箇所の頭首工にある魚道の改修も要望されていたため、県では、専門家や漁協の方々などが参加する追良瀬川地区環境公共推進協議会での検討を踏まえ、改修を行うこととしています。
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 追良瀬川の東側を流れる赤石川のアユは、その魚体の美しさから、愛好家の間では、「金アユ」と呼ばれていますが、その金アユと並び、美しさと味でも引けを取らないのが、追良瀬川の「銀アユ」です。追良瀬川の綺麗で豊かな水で育った魚は、味の評判も良く、中でもアユは別格です。
 
 シーズンには、全国から「銀アユ」の魅力に取り憑かれた太公望が集まります。
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 こちらが、追良瀬川の「銀アユ」です。
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 漁協の方の話によると、追良瀬川の「銀アユ」は、風味が良く、皮が薄く、骨も柔らかいため、塩焼きで頭から丸ごと食べることができるそうです。皆様も一度、味わってみてはいかがでしょうか。
 
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