環境公共学会役員の荒谷政志さんが会長を務める、津軽カントリーランド協議会では、この度、「農村景観・観光モニターツアー」を開催しましたので、その様子をお知らせします。
ツアーでは、つがる市柏地区の歴史ある施設などを巡りました。
こちらは、お城がある特別養護老人ホームとして知られる「桑寿園(そうじゅえん)」の庭園です。
大変きれいに整備されており、多くの樹木が植えられていることから、花見や散策を楽しむことができます。
こちらは、大変歴史のあるお寺、「浄円寺」の庭園です。
写真に写っている建物「八角堂」と、巨石が見所となっております。
樹齢は127年とされており、現在でも、毎年こちらの一本の木から、約40箱ものリンゴが採れるそうです。
こちらは、地域の田んぼに水を分配する、「新堰水門」です。
江戸時代に水門が築造され、大正3年に、現在の石造りの眼鏡橋として改修されました。
荒谷会長が同じく代表を務める、NPO法人「つがる夢庭志仙会」では、子どもたちが郷土を愛する気持ちを持ち続けることを願い、こちらの水門を補修しました。
また、「つがる夢庭志仙会」では、地域の用水路の維持管理労力の軽減と、景観の保全を目的に、用水路の護岸に石を敷き詰める活動も行いました。
最後に、ツアー参加者は、津軽カントリーランド協議会が、ユニバーサルデザイン庭園「つがる夢庭」内にオープンさせた、農家レストラン「ありがとう」で、地元の食材をふんだんに使ったメニューをいただきました。
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