二本柳地区環境公共推進協議会による、排水路での生物調査についてお知らせします。
排水路に水質浄化マットを設置した、五所川原市松島小学校の児童たちは、この排水路に、どのような生き物が棲んでいるのか調査しました。
この二本柳排水路、五所川原市の繁華街にほど近い位置にありますが、自然環境が豊かに保たれ、多様な生態系が形成されています。
平成15年から平成16年にかけて、この地域に1羽のモモイロペリカンが飛来し、エサをついばむ姿が確認され、マスコミで話題となったことがありました。
人間には見えなくても、鳥たちには、エサとなる小魚の姿が見えているんでしょうね。
さて、子どもたちは、協議会の増田会長さんのあいさつに引き続き、排水路の生き物調査を行いました。
排水路が深いため、大人の方に排水路を網ですくってもらいました。
さて、何がいるんでしょうか。
最近の子どもたちは、川や水路に棲んでいる生き物たちと触れ合う機会が少ないせいか、とても目を輝かせて、食い入るように見ていました。
調査の結果、二本柳排水路には、コイ、フナ、モツゴ、ドジョウなどの魚が生息していることが確認されました。
住宅地に近く、そして、多くの生物が生息している二本柳排水路、地域の財産として、みんなの手で守っていければ、うれしいですね。
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