十和田湖水たんけんたい2022

 令和4年6月13日(月)、沢田小学校と法奥小学校の4年生が合同で「十和田湖水たんけんたい2022」を実施しました。

 この体験学習では十和田湖から奥入瀬川を辿り、農業水利施設や発電施設について学び、歴史的・地理的なつながりや用水路の仕組みについて理解することを目的としています。

 今回は十和田湖から奥入瀬川への入口である子ノ口を見学し、川の流れを追いながら東北電力青ブナ取水口や十和田発電所といった発電施設、奥瀬堰頭首工や奥瀬幹線用水路などの農業水利施設を見学しました。

施設見学の様子

 施設見学した後は法奥小学校に戻り、COD(化学的酸素要求量)を測定できるパックテストを使用し、各施設で採取した水の水質調査を行いました。パックテストの試薬により、きれいな水であればピンクに、汚れている水であれば緑や黄色に変色します。子どもたちは見本と並べながら、奥入瀬川の水がどれだけきれいであるかを見比べていました。

水質調査

 私たちの生活は水によって支えられており、水がきれいで豊富にあると私たちの生活はより豊かなものになります。今回の体験学習で、子どもたちは十和田湖の水が奥入瀬川を流れ、その過程で田んぼや発電施設でどのように活用されているかを体感することができました。