予防治山:「八重越地区」で生活環境を守る工事を行いました

 八重越地区予防治山事業において、大雨等による山腹斜面の拡大崩壊を防止し土砂災害から地域住民の生活環境を守るため、山腹工を行いました。

 当計画地は、平成17年度に施工した法枠工上部の山腹斜面が平成28年8月の台風9号による大雨で崩壊して土砂が流出した地区です。

 今回の山腹工は、山腹斜面の浸食及び崩壊を防ぐ法枠工を施工するとともに、枠内に在来種主体の緑化資材を使用することにより、「自然景観の保全」と「生態系の保全」に繋がる取組です。

 

大雨等により拡大崩壊のおそれのある山腹斜面に法枠工を施工


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山腹斜面が崩壊し土砂が流出

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山腹斜面の安定を図る法枠工

 山腹工により緑あふれる自然景観を保全するとともに、在来種主体の緑化資材の使用により生態系の保全に努めています。