海岸防災林:「向田地区」で間伐材に守られるクロマツの植栽を行いました

 向田地区防災林造成は、むつ湾から吹き込む潮風・風雪被害や風による砂の移動などから、下北半島への大動脈となる国道や鉄道を守ることを目的として、平成21年度から開始され令和2年度で全工程が完了しました。

  当地区の防災林造成は、間伐材を活用した防風工や静砂垣工により、クロマツの苗木が風に耐えられる大きさに成長するまで保護し、長い年月をかけてクロマツの森林を形成するもので、海岸線の「自然景観の保全」や森林による「地球環境の問題への貢献」に繋がる取組です。 

 緑化工により緑あふれる自然景観を保全すると共に、間伐材を活用した静砂垣工を配置することで、循環される森林資源の推進に努めています。

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【植生が消失している状況】

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クロマツを植栽】

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