「後山ため池での看板設置」

 今回は、地域が一体となって環境保全活動に取り組んでいる後山地区の事例を紹介します。
 平成27年5月12日、後山地区環境公共推進協議会が、ため池周辺に注意喚起看板を設置
しました。この看板は、中山間ふるさと・水と土保全対策事業を活用したものです。
 
◆看板の役割
 中南地域県民局では、地元からの要望を受けて平成26年度にため池の下流ビオトープ
(ホタル池)を整備しました。完成後は後山地区環境公共推進協議会が維持管理を行い、ホ
タルが棲みつく環境づくりを進めています。
 協議会では、将来、ホタル池で地元の子供たちを対象としたホタル観察会を開催する予定
ですが、みだりにため池に立ち入ることは事故を引き起こす可能性があるため、今回、中山
間ふるさと・水と土保全対策事業を活用して、注意を喚起する看板を設置しました。
 また、ため池の上流には林道があり、度々クマが目撃されているため、クマの出没にも注
意を促しています。
 
◆設置作業の様子
 まずは、看板設置箇所に穴を掘り、看板が水平になるよう意識しながら埋戻しをしまた。
 掘った土にはレキが多く含まれていたため、体力を消費するとても辛い作業でした。
 
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 少しでも傾いていると、降雨等により傾きが悪化するおそれがあるため、厳しいチェックが
入ります。
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 仕上げに、埋戻しした土をしっかりと締め固めて完成です。
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 最後に、作業に参加した後山地区環境公共推進協議会の皆さんで記念写真を撮りました。
 皆さん、雨の中の作業大変お疲れさまでした。
 
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