弘前大学一年生が津軽平野の農業用水の実態と環境公共を学ぶ

9月24日、弘前大学農学生命科学部の一年生185名が、農学生命科学部概論Ⅱの一環として「鶴の舞橋」がある北津軽郡鶴田町の廻堰大溜池を訪れました。
この日は、風も無い穏やかな日で、小学生や幼稚園児も大勢訪れてフィールドワークをしたりお弁当を広げたりと大変賑やかで、鶴の舞橋も大混雑でした。
 
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【フィールドワークを行う子供たち】
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
学生たちは、西北地域県民局地域農林水産部の担当者から岩木川左岸地域の農業用水の実情や、廻堰大溜池の沿革、役割などのほか、青森県が取り組んでいる環境公共などについて説明を受け、真剣に聞き入っていました。
 
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              【説明を受ける学生】               【講義では聴けない内容にメモを取る学生】
 
 
説明の後、「『環境公共』を知っている人は手を挙げてっ」と問いかけたところ手を挙げた学生はわずかでした。
まだまだ一般の方へのPRが足りないようです。
環境公共を推進するために、様々なチャンネルを用いて情報発信をしていく必要性を実感しました。
 
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【環境公共の認知度は低い状況】
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
学生からは、廻堰大溜池の水質や水位についての質問もあり、県の担当者は無難に答えていたようですが、内心は「これ以上突っ込まれるとヤバいかも」とハラハラしていたと思います。
また、来春、満水のため池を見に来たいと言う学生や開口一番、「ツルはどこにいるんですか」と聞き、一目散に見に行った学生もいました。
説明の後は記念撮影を行い、鶴の舞橋周辺を自由に散策してもらいました。
 
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            【グループ1 記念撮影】                       【グループ2 記念撮影】
 
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【散策する学生。お目当てのツルを見た帰りかな。】    【廻堰大溜池を後にする学生】
 
 
農業農村整備の役割、環境公共の取組を学んだことが、農業を学び始めたばかりの学生たちそれぞれの夢を実現するため、ほんのわずかでも役に立てば幸いです。
みなさんお疲れさまでした。
 
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