7月7日(月)、十和田湖水たんけんたい2014」が開催されました。
「十和田湖水たんけんたい」は「田んぼの水はどこからくるの?」をテーマに、地元小学生が農業水利施設を見学するイベントです(主催:水土里ネット奥瀬堰)。
今回参加したのは地元小学校の児童13人。
まずは地元の水田に水を運んでいる水路を、水の流れとは逆に辿り、「ドマクボトンネル」「暗渠手掘跡」「焼山取水口」を見学。
暗渠手掘跡
その後「焼山取水口」から更に上流にさかのぼり、十和田湖の「青ブナ取水口」へ。
青ブナ取水口付近、右が十和田湖
十和田湖から取り入れた水は、農業だけではなく発電にも使われています。
十和田発電所の1年間の発電電力量は約2億1千万kwh。
これは一般家庭6万3千世帯分の1年間の消費電力量と同じです。
十和田発電所発電機室
再び地元近くまで戻り、地元の水田に水を運んでいる「奥瀬堰幹線用水路」へ。
前もって各自がペイントしておいたアヒル人形を水路に落として、用水路の流速を計測してみました。
アヒル人形による流速は時速約7kmでした。
歩いていては先に流れて行ってしまうので、走って追いかけました。
アヒル人形を使った流速計測
この他に「田茂木取水口」や「篠田地川」などを見学し、生活に必要な水とその大切さについて学びました。
田茂木取水口