平成26年5月7日から倉石牛の産地である五戸町の町営ブドロク牧場で、繁殖牛約80頭の夏期放牧がはじまりました。
5月29日には、放牧後1回目となる牛の健康検査が実施されたので、その様子を紹介します。
広々とした放牧場でくつろぐ牛たち
この日は、牧場を利用している農家など関係者約15人が協力して、放牧されている牛を検査場所となる囲いに追い込む作業から始まりました。
牛を柵の中に追い込んでいる様子
囲いに集められた牛は、1頭1頭細い通路に誘導されて健康状態のチェックを受け、異常がなければ背中にダニ駆除剤を塗られ、再び草地に放牧されます。また、お産が近づいた牛は、持ち主の牛舎に戻すために仕分けされます。
1頭ずつ細い通路に誘導し健康状態を確認
五戸ブドロク地区環境公共協議会では、毎月行われる健康検査の際は、協議会メンバーが共同で作業することとしており、公共牧場の運営支援と地域のコミュニティーの維持に寄与しています。