下切田小ふるさと探検隊が開催されました

 水土里ネット十和田では十和田市立下切田小学校の児童外11人を対象に、農業施設見学会「下切田小ふるさと探検隊」を開催しました。
 切田地区にある農業用施設が主な見学コースです。
 
 最初の見学場所「滝つぼ沢の滝」に到着。
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 切田地区の水田を潤す切田川(奥入瀬川支流)の水源です。
 森が水をつくっていること、森の木は土砂崩れを防いでいることなど、水源の森について沢山のことを教わりました。
 
 続いて「大惣辺トンネル」の入り口を見学。
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 普段は入ることが出来ないトンネルに入り、田んぼに使う水を運ぶ重要性を実感しました。
 トンネルの上流側は地質が悪く、大量の湧水が出たため、大変な難工事だったそうです。
 一部区間は人力で掘り進み、昭和55年から平成5年までの14年をかけ、長さ3,306mの水路トンネルが完成しました。
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 大惣辺トンネルの出口で記念撮影です。
 
 最後に「大光寺頭首工」を見学しました。
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 その後、今日見学した大惣辺トンネルや大光寺頭首工などを造った「県営大光寺地区かんがい排水事業」の完了を記した記念碑と、周辺の田んぼについて説明を受けました。
 
 「下切田小ふるさと探検隊」では、実際に見て、聞いて、触れて、農業用水の大切さを楽しみながら学ぶことができました。
 
 下切田小学校のみなさん、水土里ネットや関係機関の方々、ごくろうさまでした。
 
 
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