きれいな水の旅 八甲田山 後編

 八甲田登山の途中、井戸岳から大岳を振り返ると、大岳東側の斜面には、まだたっぷりと雪が残っていました。
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 残雪でスキーを楽しんでいる方がいました。
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 井戸岳山頂に到着しました。山頂噴火口の残雪と緑のコントラストがとてもきれいです。
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 井戸岳から赤倉岳にかけての登山道にもきれいな高山植物が生えていました。
 赤紫の独特な形の「ヨツバシオガマ
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 薄紫の釣鐘型をした「イワギキョウ」
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 とても小さなかわいらしい花です。
 
 登山道沿いのアザミにアゲハチョウが止まっていました。
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 八甲田山には毎年多くの登山客が訪れますが、豊かな自然がしっかりと守られていることを感じ取れます。
 
 八甲田山山麓に広がる湿原「毛無岱」です。
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 高山植物の「キンコウカ」が一面に広がり、見頃となっていました。
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 黄色い星形の花びらが特徴です。
 
 湿原を流れる小川に、「オタマジャクシ」がいました。
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 1年の半分ほどを雪で覆われる場所でも、生き物たちはしっかりと生命をつないでいました。
 
 秋には多くの観光客が訪れる「下毛無岱」です。
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 今の季節は、濃淡の緑色の風景を楽しむことができます。
 
 こちらの湿原にも様々な植物が自生しています。
 薄紫色で少し背の高い「ハクサンシャジン」
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 「キンコウカ」と「ワタスゲ」です。
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 「ワタスゲ」の見頃はそろそろ終わりですが、「キンコウカ」はしらばく楽しめそうです。
 
 毛無岱から酸ヶ湯までは豊かなブナ林が広がっています。
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 八甲田山麓に広がるブナ林が、あおもりのきれいな水を育んでいます。
 
 酸ヶ湯温泉前にはブナ林で育まれた湧き水があります。
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 この湧き水を求めて多くの方がいらっしゃるのだとか。
 
 早速、自然の恵みをいただきました。
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 甘さを感じるようなおいしいお水でした。ごちそうさまでした。
 
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