休日ということもあり、多くの観光客が湿原を訪れていました。湿原入り口の駐車場では地域の婦人会の方々がお客様をもてなすために、無料でお茶とコーヒーを提供していました。
さて、今年のニッコウキスゲは春先の低温が影響し、開花が少し遅れたそうですが、この日はちょうど満開で、まさに見頃となっていました。
湿原の周辺は豊かな自然がしっかりと守られているようで、野鳥のさえずりがとても良く聞こえます。姿は見えませんがオオセッカもいるようです。
散策道も整備されていて、湿原内を一周できるようになっていますが、湿原を保全するため、散策道以外の場所への立ち入りは禁止されています。
湿原を守る地域の方々の取組によって、今年もきれいな“黄色い絨毯”を見ることができました。
また、ベンセ湿原に隣接するベンセ沼には、たっぷりと水が貯えられ、きれいな水辺空間が広がっていました。
このベンセ沼の水は、周辺の田んぼや畑で農業用水として使われています。
今年も豊かな自然の中で育てられたおいしいスイカが楽しみです。
<ベンセ湿原位置図>
「環境公共学会ホームページ」は、こちら
つがる市の見所は、こちら