今年の青森は、桜の開花が記録的に遅れたことから、ゴールデンウイークも過ぎた5月12日、遅咲きの桜を見に、約2,300本もの桜が咲く芦野公園を訪れました。
芦野公園と言えば、昨年もブログでお伝えした全国ため池百選にも選ばれた「藤枝ため池」です。
ソメイヨシノのピークは過ぎていましたが、しだれ桜が開花を迎えていました。
今年もため池には、水源となっている豊かな森から流れ込んだきれいな水が貯えられていました。
ため池の水辺で、激しく水をたたく音が聞こえたので近づいてみました。
30cmほどもある大きな魚が何匹も水しぶきを上げながら泳いでいました。どうやら「フナ」が岸の水草に産卵しているようです。
藤枝ため池では、毎年、藤枝内水面漁業協同組合が「コイ」と「フナ」の数を増やすため、地元の幼稚園児らとともに稚魚の放流活動を続けています。
水辺で見かけた大きな「フナ」は、魚を保全するための地域の方々の努力の成果と言えますね。
<藤枝ため池位置図>
「環境公共学会ホームページ」は、こちら
農林水産省「ため池百選」は、こちら
五所川原市の見所は、こちら