ふるさとの水を探る旅

 水土里ネット岩木川支部では、弘前市内の三つの小学校(三和、小友、新和)の45年生46人を対象に、お米や野菜を育てるために欠かせない「水」は一体どこから来るのか?そんな疑問を解決するため、「ふるさとの水を探る旅」を開催しました。
 
 出発式の様子です。
 先生からは楽しく勉強しましょうとのお話がありました。
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 学校田での様子です。
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 ここまで水を運ぶのは大変との説明がありましたが、子どもたちは、まだピンとこない様子です。
 それでは、ふるさとの水を探る旅、出発です!
 
 まず、青女子堰取水口からスタートです。
 取水口のゲートを操作して取水し、幹線水路を通して、田んぼまで水を送っています。
 実際にゲート操作を体験してみましたが、重い!と顔を歪める子どもたちでした。
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 次に岩木川統合頭首工を見学しました。
 ここで岩木川から取水し、幹線水路に水を流します。
 見慣れないゲートを操作する機械に子どもたちは興味津々です。
 急に機械が動き出し、大きな音が発生!
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 昨年完成したばかりの頭首工の前で記念写真を撮影しました。
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 岩木川の上流にある目屋ダムと建設中の津軽ダムも見学しました。
 ここでは、津軽ダム工事事務所の方から完成後の津軽ダムの役割について説明していただきました。
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 ダムに貯められた水が先ほど見学した頭首工を通って田んぼや畑へと流れていくのですね。
 また、ここでは緑のダムと呼ばれる森林の水を貯える働きなどについて勉強しました。
 
 イベントの中で、子どもたちが一番楽しみにしていた魚のつかみどりです。
 雨が降りしきる中でしたが、水路に放されたたくさんの魚を元気に捕まえていました。
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 楽しかったイベントも終わり、学校での帰校式では3人の児童が代表し、旅の感想を話してくれました。
 やはり魚のつかみどりが一番印象に残ったようですが、水の大切さも感じてもらえたのではないでしょうか。
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